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「博士とクロウ」について

 

「博士とクロウ」は舞台劇タイプのゴーストである。そのため、起動時と終了時にのみユーザーに挨拶し、会話中はユーザーの存在を(ほぼ)認識しない。さくら・まゆらのように、コンピュータ内に住み着いた人格ではなく、デスクトップはいわば中継カメラの役割を果たしている。

博士とクロウの行動は、二人の会話のみで行われ、絵による説明はほとんどなされない。これは、初期に絵をイメージ(せずに|しなくてもよいように)ゴーストを構築していったからであるが、この点から言えば、劇というより漫才に近い。

博士とクロウは自分達が「ゴースト」であることを認識しているが、劇中ではそれにほとんど触れない。しかし、「博士とクロウの奇妙なひととき」は、デスクトップで演じられる会話と"層"が異なり、より舞台裏に近くなっている。公然と自分達にシェルがないことを嘆く。デスクトップの二人と、ウェブ上の二人は、同一ではあるもののウェブ上の方がより世界観の自由度が高いと言える。 会話も、短文・起承転結からなる劇中に対し、自由形式で構成されている。

 

クロウは本来は中立の侍、種族はHumanの、Wizardryの世界の存在である。劇中でも常にそのことは認識しており、また二つの世界をシフトすることが出来る。劇中でも翔流シリーズの剣技を使うことが出来る。

博士は、この劇でクロウの相手をするために生み出された存在である。クロウの正体について、博士は作者からは知らされてはいないが、クロウのいくつかの挙動不審の言動から、ある推測はしている。

 

博士が、クロウに対して1/2の身長であるのは、まさにユーザの視点移動量を少なくするための処置である。猫タイプの博士の存在こそは、あの二人がいる世界がフィクションであることを常に警告している。博士とクロウの存在する場所は日本・東京の、とある大学をイメージしているが、二人の会話を聞けば現実の日本の歴史・文化とはほとんどクロスしていないことが知れる。クロウのセリフ「ノイマン、チューリング、ウィーナー、実はみんな・・・」は真に二人の世界の崩壊の危険性をはらんだ言葉である。

 

本来、"博士"、"クロウ"、どちらもシェルを描いてもらえる人とともに名前をつけるまでの、仮コードであったが、結局そのまま本名となってしまった。クロウははじめカラスという名だった。

ゴースト名をクロウとしたので自然とハンドルネームは深瀬となった。Googleなどでクロウ・フカセを引けば、由来はわかるだろう。不快に感じた方がいたとしたら申し訳ない。

 

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